N-BOXのオイル交換をする手順とその後のメンテナンス通知のリセット方法!

こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。

車のエンジンコンディションを良好にキープするためにはエンジンオイルの定期的な交換は必須で、概ね5000㎞走行ごとに交換するよう推奨されていることが多いです。

そのためN-BOXにはエンジンオイル交換時期が近づくとマルチインフォメーションディスプレイでお知らせする機能が搭載されています。

確認方法は以下の通り。

ハンドルにあるインフォメーションスイッチを上か下に操作。

メンテナンス画面にオイル交換推奨時期までの距離が表示されます。

(写真は1回目のオイル交換を済ませた直後なので、2回目のオイル交換は5000㎞走行時でオイルフィルターの交換も促されています)

そして交換推奨の走行距離が近づいてくるとエンジンをかける度にオイル交換を促す表示がされるようになります。

エンジンをかける度に表示されるのは正直ウザく感じますけど、オイル交換はそれだけ忘れてはいけないメンテナンスだから仕方ないですね。

ただキッチリ5000㎞走行で交換しなくてはいけないというわけではないので、とりあえずメンテナンス表示を消したいということもあるかと思います。

その場合は以下の手順でメンテナンス表示をリセットすることができます。

メンテナンス表示のリセット方法

①インフォメーションスイッチを上下どちらでも何度か押す。

「時計/車両設定」画面が表示されたら②「TRIP」ボタンを押す。

再びインフォメーションスイッチを上か下に押して「メンテナンスリセット」を表示させてから「TRIP」ボタンを押す。

「リセット」と表示されたら「TRIP」ボタンを押す。リセットが完了した旨の文言が表示されてリセット完了!

オイル交換は絶対に忘れないで!

もちろんメンテナンス警告が表示されなくなったからと言ってオイル交換を早めにしなくてはいけないことに変わりはありません。

劣化したオイルを使い続けると燃費が悪化することに加え、最悪エンジンが壊れてしまう可能性があるから大変!

オイル交換はディーラーかカー用品店に頼むことができるし、自分でも30分もあれば簡単にできます。

どの方法でも値段の違いは数百円~1、2千円程度。

ディーラーにオイル交換を依頼すると3,250円。オイルフィルターも同時交換すると技術料込みで6,268円かかります。

オートバックスのオイル会員なら工賃の500円が無料なのでオイル代だけで済みます。(オイルフィルター代は別途必要)

ただしオイルの持ち込みをすると+2,160円かかります。

定期的なオイル量と汚れのチェックも忘れずに!

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自分でオイル交換をする方法

自分でオイル交換するのはすごく簡単なことです。

ただし、専用の工具などを揃えなくてはいけないので、初回だけはディーラーに頼むよりもお金がかかるかもしれません。

1.オイル交換に必要な物(オイル交換のみ)

①オイル

ひとくちにエンジンオイルと言っても様々な種類があります。

N-BOXのメーカー推奨オイルはノンターボが0W-20、ターボ搭載車が0W-20か5W-30と燃費を稼ぐために粘度の低い物となっています。

必要量はオイル交換だけなら2.4ℓでフィルター同時交換なら2.8ℓです。

エンジン音が静かになると評判のエンジンオイル。

ターボ搭載車でエンジンを結構回す方にはこちらのオイルがおすすめ!

ただし粘度が若干高くなるので冬場は燃費が悪化するかも?

ホームセンターならAmazonより500円~1,000円も安く売っていることがあります。

こちらはHONDA純正オイル。4L缶しかないけど補充や次回オイル交換時に使えるので問題はないかと…。

②オイルジョッキか漏斗

オイル缶から直接投入するとこぼすことが多いのでオイルジョッキか漏斗は用意しておいた方がいいでしょう。

近所のホームセンターで700円。

ホームセンターで305円。

③廃油処理箱

廃油処理箱があればエンジンから抜いた廃油を燃えるゴミで出すことができるので便利!

近所のホームセンターで228円でした。

④ドレンパッキン

ドレンパッキン(ワッシャー)はオイル漏れを防ぐためにもオイル交換ごとに交換が必要。

これはホームセンターだと1個110円するので、まとめ買いした方がリーズナブル。

2.オイル交換に必要な物(オイル+フィルター交換)

オイル交換の2回に1回はオイルフィルターの交換も推奨されています。

オイルフィルターの交換もする場合は追加で下記の2つのアイテムが必要になります。

①オイルフィルター

HONDAと印字されていないだけで純正品と同じ物だから安心。

ホームセンターでも1,000円くらいです。

②フィルターレンチ

怪力の持ち主ならレンチが無くてもゴム手袋でフィルターを掴んで回せるかもしれないけど、普通はレンチがないと回らないと思います。

ラチェットレンチなんかにはめて使うタイプ。KTCは有名工具メーカーなので信頼性高し!

ラチェットレンチが無くても単体で使えるのがこちら。使うのにコツがいるのであまりおすすめはしません。

オイル交換の方法

自分でオイル交換する際に絶対に守ってほしいことが2点あります。

①ジャッキアップは必ず平らでシッカリとした場所で行い、車の所定の場所にジャッキをはめること。

②廃油が手にかかるので、エンジンがある程度冷えた状態で作業すること。

運転席側の前にあるこの部分にジャッキをあてがい、タイヤが1㎝ほど浮くくらいまでジャッキアップ。

前面ナンバープレートの左下あたりに青いオイルフィルターとエンジンオイルを抜くためのドレンボルトが見えます。

①のドレンボルトを左回転で少し緩める。

最初は廃油が勢いよく飛び出すので廃油処理箱を少し手前に設置してから、ドレンボルトを完全に外してオイルを抜く(手にオイルがかかるので手袋をはめた方が良い)

これくらいまでオイルが抜けたら1度ジャッキから降ろして車体を水平にしてオイルが抜けやすくする。

オイルが全部出終わったら廃油処理の袋の口を付属のタイラップで留める。

ドレンパッキンを交換してからドレンボルトを締める。

次にボンネットを開けてオイル投入口から新しいエンジンオイルを入れる。

漏斗などを使い、こぼさないようにオイルを注ぎます。

オイルを入れ終わったらオイルゲージでオイル量を目視確認。

油面が矢印の間にあればOK!

オイルフィルターも交換する場合はオイルが抜けきってから古いオイルフィルターを外します。

この時ゴム製のOリングが取り付けネジの根本に残っていることがあるので注意!

新しいオイルフィルターのOリングに少しのオイルを塗って取り付けてからオイル投入。

作業が終わったらジャッキを外すのを忘れずに!

◆関連記事

N-BOXカスタムのエンジンオイル交換をディーラーに頼むといくらかかるのか?

まとめ

エンジンオイルを交換するとエンジン音が静かになり、低速トルクが増した感じになります。

その分アクセルを踏み込まなくて済むから燃費の向上にも期待できます。

使用するオイルと運転のしかたとの相性もあるので必ずしも燃費が良くなるわけではないけど、エンジンフィールは少なからず向上することでしょう。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。