こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
N-BOXカスタムは軽自動車としては装備が充実しているけど、オプションでもいいので「ヘッドアップディスプレイ」を用意してほしかった!
悔しいことにライバル車であるスズキのスペーシアカスタムには軽自動車初の試みで「ヘッドアップディスプレイ」がオプション設定されています。
画像引用元:suzuki
スペーシアカスタムの「ヘッドアップディスプレイ」には車速やシフト位置、ブレーキサポートの警告などがカラーでフロントガラスに投射されます。
視線を下げなくて済むので立派な「安全サポート機能」と言えます。
一方のN-BOXはメーター類を高い位置に配置して視線移動が少なく済むようになってはいますが、「ヘッドアップディスプレイ」が搭載されていればより視線移動が少なくて済むことは間違いありません。
そこで、後付けで良い「ヘッドアップディスプレイ」がないか調べてみました。
まずは後付け「ヘッドアップディスプレイ」にはどのような種類の物があるのか説明したいと思います。
後付けヘッドアップディスプレイの種類
後付けヘッドアップディスプレイには大きく分けてGPS情報を利用するものとODB2情報を利用するものと2種類あります。
GPS型とODB2型の違い
1.GPS型
GPSは皆さんも普段からカーナビやスマホで利用していますね。人工衛星を利用して自車の位置や進行方向を知ることができるものです。
<良い点>
①簡単取り付け
電源はシガープラグに差し込むだけ。
②車種を選ばない
シガーライターソケットさえあればどんな車にも取り付けできる。
③方位がわかる
GPSの情報なので当然カーナビ同様、方位がわかる。
<悪い点>
①スピード誤差
はるか遠い宇宙にあるGPSと交信しているわけですから、当然誤差が生じます。車速表示の反映が遅く、2~3キロの誤差は普通にある。
②情報不足
GPSからの情報なので、エンジン回転数や燃料消費についての情報は得ることができない。
③トンネルに弱い
トンネル内はGPS信号が届きにくいのはみなさんご存知の通り。
おすすめのGPSタイプヘッドアップディスプレイ
2.ODB2型
ODB2とは簡単に言うと「車を制御しているコンピューターの情報にアクセスできるコネクター」のことです。
<良い点>
①正確な情報
車の全ての情報を正確に把握しているコンピューターからの情報なので誤差が少ない。
②豊富な情報
GPSでは得ることができない情報であるエンジン回転数や水温などがバッチリわかる。
③トンネル関係なし
情報元とケーブルでつながっているので、当然トンネルなど関係なく情報が表示される。
<悪い点>
①取り付け可能車種が限定的
そもそもODB2コネクターが装備され始めたのが平成16年前後なので、それより前の車には取り付けできない。
ただし取り付けができたとしても、相性の問題でうまく表示できないことがある。
②取り付けが簡単ではない?
車種によってはODB2コネクターがどこにあるのかわかりづらい可能性があります。
N-BOXのODB2コネクターはパーキングブレーキペダルの上にあります。
③方位の表示なし
さすがに方位はGPSじゃないと把握できません。最近のトヨタ車は車自体にGPS交信機能があるようですが。
おすすめのODB2型タイプヘッドアップディスプレイ
僕がN-BOXカスタムに「ヘッドアップディスプレイ」を取り付けた時の様子をこちらで紹介しています。
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専用スクリーン投射型ヘッドアップディスプレイ
フロントガラスに投射用フィルムを張り付けることができなかったり、見づらかったりする場合は「スクリーン投射型」がおすすめ!
スマホの画面を投射するタイプの物もあります。
まとめ
ヘッドアップディスプレイを上手く使えば安全性も向上しますし、イルミネーション的なドレスアップ効果も狙えます。
ただ心配なのは、ほとんど全ての商品が中華品というところ。僕も中華品の安物家電品をいくつか使ったことがありますが、ことごとく1年以内に壊れました。おそらく日本のメーカーが作ったら物ならこんな値段では購入できないでしょう。
1つの物を永く使おうとは考えずに、いろんなタイプの物を試していくというふうに考えて購入した方がいいように思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。