キッチンの排水口から漂うイヤ~な臭いを簡単なDIYで防臭施工して撃退!

こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。

キッチンシンクの排水口周りから漂ってくるイヤ~な臭いは誰もが気になるもの。

あまりに臭いがキツイと人によっては頭痛や吐き気がしてくることも…。

例えケミカル用品で定期的に防臭してもシンク下の扉を開けると何とも言えないイヤ~な臭いが消えていない場合もあります。

僕が住んでいるアパートも入居したての頃は臭いがひどく、シンク下を開けるのが苦になるほどでした。しかも夏場はチャバネゴキさんたちがチラホラ。

ということで今年は夏が来る前に自分で臭い&ゴキ対策をすることにしました。

小1時間もあればDIYでできるくらい簡単な作業だったので、今回行った作業手順を説明したいと思います。

1.排水管とジャバラホースのすき間を埋めて防臭

①必要な物

・シールパテ

排水管とジャバラホースのすき間を埋めるのに必要。余裕を持って2つ買いましたが1つで十分でした。

ホームセンターで150円ほどで売られています。

エアコンの配管を外したあとに壁の穴をふさぐのに使われているアレですね。

②作業手順

シンク下の排水ホースが突っ込まれているところのプラスチックのフタを開けると排水管が見えます。

ほとんどの場合は排水ホースが突っ込んであるだけなのですき間だらけ! このすき間から下水の臭いが上がってくるし、ゴキなんかも通り放題!

排水管とジャバラホースのすき間を丁寧にパテで埋めるだけで完了!

こうすることで臭いを防ぐとともにすき間からムシが侵入してくるのも防げます。

2.トラップを追加してシンク周りを防臭

この施工は通常は行わない裏技的なものです。排水管とジャバラホースのすき間を埋めても防臭できない時はやってみてもいいと思いますが、下手をすると接続部が外れて排水がダダ洩れになってしまいます。

それでもやってみたいと思う方は自己責任でお願いします。

今回行う作業はトラップを追加し、溜まった水がフタの役目を果たして臭いとムシの侵入を防ぐというもの。

①用意するもの

・トラップ用ジャバラ

台所シンクの場合はゴミ受けカゴのところがトラップ構造になっているので、本来は別にトラップを設ける必要はありません。

だからこのような形状の台所シンク用トラップは売っておらず、今回は洗面器用のトラップを流用することに。

・取付ナット

トラップを排水口取り付けるのに必要。

・排水テール

トラップと取付ナットを無理やりつなぐために必要。

・塩ビパイプ用接着剤

以上の4点をホームセンターにて3,000円ほどで購入。

ご注意ください!

今回施工する排水パイプは外径が32㎜の物です。外径が25㎜の物もあるのでちゃんと事前にサイズを計りましょう。

またトラップを設置することでシンク下収納が狭くなってしまいます。今までは使えていた棚などが使えなくなる可能性があります。施工する前に収納スペースのこともしっかりと考えましょう。

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②施工手順

・排水用のジャバラホースを取り外す

まずはシンク下収納を片付けて排水ホースを露出させ、ナットを回してジャバラホースを取り外す。

・排水トラップを取り付ける

今回購入したトラップ用ジャバラは台所用ではないので、取り付けるために排水テールを取り付けナットに無理やり差し込んで使用。

サイズはキツキツなので塩ビパイプ用接着剤を多めに塗ってハンマーで割れない程度にたたき込めば外れることはまずありません。

あとはこんな感じで取り付けるだけ。写真の赤線で標した部分に常に水が溜まっているので、臭いが上がってこず、虫が通り抜けるのを防ぎます。

今回行った防臭施工により、シンク周りの臭いは完全に無くなりました。

なんせ元々のトラップ構造と合わせて二重トラップ構造になりましたからね。

ただしシンク下収納の中はカビ臭が中々取れないので、定期的に扉を開けて乾燥させると良いでしょう。

まとめ

アパートに限らず戸建て住宅でも臭いの原因は同じだと思われます。

今回は徹底的に対策したいのでトラップを設置したけど、排水管とジャバラホースのすき間を埋めるだけでもかなりの防臭効果が得られるはず。

その場合に掛かるのはパテ代の150円だけ。

シンク周りの臭いに悩まされている方はこの記事を参考にDIYで対策してみてはいかがでしょうか? お父さん、お母さんのために頑張ってください!!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。