N-BOXのサイドサポートビューミラーを改良型に交換する必要はあるのか?

こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。

N-BOXには駐車するときのサポート機能として下図のような『サイドビューサポートミラー(ピタ駐ミラー)』というものが装備されています。

画像引用元:HONDA N-BOX

この写真では改良型のサイドビューサポートミラーが取り付けてありますが、2018年5月頃までに納車されたN-BOXには旧型のサイドビューサポートミラーが付いています。

ハッキリ言って旧型サイドビューサポートミラーはどこを映しているのか分かりづらく、ほとんど役に立たない!

ネット上の書き込みを見ても新型N-BOXの評判の悪い装備のひとつです。

どこが映っているのか分かりにくいので、付いていることを忘れてしまうくらい全く見ることがありません。

ところが、最近サイレント修正されていることを知り、ディーラーに交換を申し出てみました。

やはり無償交換は無理だと言われたので、料金を支払い交換してもらいました。

料金は部品代が3,100円で、工賃が1,000円の合計4,100円でした。

結論から申しますと、改良型はどこを映し出しているのか分かるようになり、旧型よりは役に立ちます。

旧型ミラーのN-BOXが納車された方々の中には「新旧でどう違うのか」、「4,100円もかけて交換すべきなのか」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。

そのような方々の参考になればと思い、旧型ミラーと改良型ミラーでどう映り方が違うのかお伝えしたいと思います。

座高やシートの高さ調節により見え方が違ってくるということをご了承の上でお読みいただくようお願いいたします。

新旧サイドビューサポートミラーの比較

まずはサイドビューサポートミラーに映る範囲を確認。

新旧ともに映る範囲は同じ位置が書かれています。

そこで今回は障害物に見立てた灯油缶を2こ置いて試してみました。

後ろから見るとこんな感じに配置しています。運転席からは完全な死角となっています。

上から見るとのような位置関係。

左が旧型で右が改良型です。運転席座面の高さは真ん中あたりに調節しています。

左前方を映す「上ミラー」に関しては新旧どちらも左前方の灯油缶を捉えてますが、改良型の方が大きく映るので分かりやすい。

ただし左下を映す「下ミラー」に関しては旧型は少しも映っていないし、改良型についても図に書いてある位置とはちょっと違うような気がします。

旧型は思いっきり前のめりになるとなんとか灯油缶の頭が見えました。

改良型に比べるとかなり上の方を映し出しているようです。

次に、縦列駐車をするシーンで比較してみましょう。

左側の縁石との距離は15センチくらい。

バックモニターではこんな感じ。

新旧ともに上ミラーには縁石と前輪が映っています。

改良型の方がより大きくまっすぐに縁石が映ってますので、左側にどのくらい寄せることができているか感覚的につかみやすくなってます。

下ミラーは1メートルくらい離れた場所が映るので縦列駐車のときには役立たないようです。

サイドミラーには後方の縁石が映っているので、縦列駐車をする時にバック時はサイドミラーで後輪の位置を、前進で左に寄せる時は上ミラーで前輪の位置を確認するという使い方になります。

そして下ミラーは左折時の巻き込み防止と、左ドアから降りる時の障害物の確認のための物でしょう。

助手席側ドアのすぐ横に小さな子供がいる場合は下ミラーで確認ができます。

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サイドビューサポートミラーは自分で交換できるのか?

サイドビューサポートミラーの交換作業はものすごく簡単で、部品を取り寄せて自分で交換すれば3,100円で済みます。

ピラーガーニッシュごとの交換になります。

上と真ん中がトリムクリップ留めになっていますので、上部分を手前に引っ張れば簡単にはずれます。

はめるときは上から下に向かってはめ込んでいけば簡単にはまります。

ミラーはネジ留めになっているので、ミラーだけの交換もできますが「ピラーガーニッシュ・アッセンブリ」になっているのでミラー単体での購入はできません。

ミラー単体で1,000円くらいで売ってくれればいいのに….。

まとめ

写真の撮り方が悪くて分かりにくいと思いますが、改良型の方が幾分見やすくなっていることは間違いありません。

ただし4,100円もかけてやるべきことなのかは疑問に思うところ。

ぼくの場合はそもそも車を縁石ギリギリに寄せて駐車する機会が無く、納車されてからの3か月間で役に立ったことは1度もないので4,100円も出して交換する必要は無かったと思いました。

ナビにバックモニターが付いていればサイドビューサポートミラーは必要ないと感じます。

ただし運転席から死角になる場所で子供がしゃがみこんでいるようなシチュエーションではミラーに映って事故を回避できる可能性はあります。

家族に小さなお子さんがいる方や、近所の子供が車のそばに来ることがあるような方は交換した方がいいかもしれません。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。