こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
前回はこちらの記事でデスクトップにあるショートカットアイコンに「-ショートカット」の文字列が付加されないようにする方法をお伝えしました。

「-ショートカット」の文字列を無くすだけでもデスクトップ画面は結構スッキリとしますが、合わせて「矢印マーク」も無くしてやるともっとスッキリとします。
なんとなくやぼったいこの矢印はレジストリの変更で一括して取りのぞくことができます。
デスクトップがゴチャゴチャとしているのがきらいな方に「矢印マーク」が付加されなくするための手順を説明したいと思います。
追記
今回紹介する操作を行うと「Start menuの右クリックが効かなくなってしまう」というご指摘をいただきました。僕の場合は右クリックは効くのですが、「一部のアプリでクイック起動が効かなく」なりました。
いずれにしてもWindowsの一部の機能が正常に動作しなくなる可能性があります。
心配な方は【winaero-tweaker】というフリーソフトでショートカット矢印を表示しなくするようにカスタマイズしてはいかがでしょうか。
ショートカット矢印を消す手順
1.レジストリエディタの起動方法
Windows+Rで「ファイル名を指定して実行」に「regedit」を入力して起動。
またはレジストリエディターのショートカットを作成して起動。
2.レジストリのバックアップと復元ポイントの作成
レジストリを変更する場合は必ずバックアップをして、念のために復元ポイントを作成します。
3.レジストリの変更
「HKEY_CLASSES_ROOT」をダブルクリックします。
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「linkfile」をクリックして右側に表示されている「IsShortcut」を選択して右クリック
→「削除」をクリックします。
⇓
本当に削除していいか聞いてきますので「はい」を選びます。
⇓
「ログオフ」か「再起動」をします。
⇓
ショートカット矢印が消えてスッキリとしました。
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4.元にもどす手順
「linkfile」をクリックして右側に表示されている空白部分で右クリックします。
「新規」→「文字列値」をクリックして「IsShortcut」と入力ます。
「レジストリエディター」を閉じてから「ログオフ」か「再起動」で元通りになります。
「矢印」や「ショートカット」の表示が無くなるとファイル本体とショートカットの見分けが付かなくなるので、間違えてファイル本体を削除してしまわないように気を付けてください。
もし誤って他のレジストリを削除してしまってウインドウズが起動しなくなった場合は「再起動」して「F8」キーを押しっぱなしにして起動メニューを表示させます。
「前回正常起動時の構成」を選択して「Enter」キーを押せば元の状態に戻せます。
まとめ
「-ショートカット」の文字列と「ショートカット矢印マーク」の両方を消し去ると、かなりデスクトップがスッキリとします。
また、デスクトップ上でCtrlキーを押したままマウスのホイールを回せばショートカットアイコンの大きさを調節できるので、アイコン自体を小さくして列を減らすことができます。
スッキリとした感じが好きな方はぜひやってみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメント
非常にすっきりして良い見た目になったのですが,どうやらStart menuの右クリックが効かなくなってしまうようです.
「4.元に戻す手順」を実行したところ,直りました.
ゆづさん、ご指摘いただきありがとうございます!さっそく確認した上で対応いたします。
バージョン1803のときにこの設定を入れていたんですが、バージョン1809以降だとタスクバーにピン留めしたアプリの起動も出来なくなるみたいですね。特定するのに苦労しました。
このレジストリ編集でショートカットの矢印を消すのは辞めたほうが良さそうです。
774さん、コメントをありがとうございます!
仰せの通り、僕自身もタスクバーに留めているクイック起動が一部のアプリで機能しなくなる現象を確認しました。
以前はそのようなことは無かったのでWindowsのバージョンアップによるものだと思われます。
やはりレジストリ変更には気を付けないといけませんね。