こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
N-BOXの安全装備といえば安全運転支援システムの『HONDA SENSING』が有名ですが、実は他にも安全運転に役立つシステムがいくつか搭載されています。
その中でも実際に運転していて役に立っていると感じるのが『VSA(ABS+TCS+横すべり制御)』と『アジャイル・ハンドリング・アシスト』それに『オート・ドアロック』と『ヒルスタートアシスト機能』
『オート・ドアロック』以外はあまり聞いたことがない機能ばかりですが、N-BOXを運転しているとこれらの機能にアシストされていることに気づく場面が結構あります。
ということで今回は『HONDA SENSING』以外のN-BOXに搭載されている安全運転支援システムに焦点を当てて、どういう場面でどう役立つのか紹介したいと思います。
目次
N-BOXのあまり知られていないの4つの安全機能
1.VSA(ABS+TCS+横すべり制御)
これらの機能は数年前までは高級車にしか搭載されていなかったけど、一部が義務化されたこともあり、今では当たり前の装備となりつつあります。
イメージとしてはこんな感じで、障害物を避けるための急ブレーキと急ハンドル、あるいは急加速により車体が制御できなくなるような場面で車の姿勢の安定化を図ってくれます。
僕は今のところ急ブレーキをかけたことがないのでABSの効果を感じたことはありません。
でも発進時にアクセルを踏み込み過ぎてTCSの効果を感じたことはあります。
2.アジャイル・ハンドリング・アシスト
『アジャイル・ハンドリング・アシスト』はカーブを曲がる時に内側の車輪に少しだけブレーキをかけて、車体が外側に膨らむのを防ぎつつスムーズに旋回できるようにアシストしてくれます。
山道を走っている時にオーバースピードでコーナーに突っ込んでしまったけど、思ったほど外側に膨らまずに済んだのは『アジャイル・ハンドリング・アシスト』のおかげだったのですね。
N-BOXは車高が高いのでコーナリングは苦手なはずだけど、思ったより限界スピードは高く、無茶をしないかぎり思い通りのラインをトレースできます。
だけど、やはりトールワゴンはトールワゴン。普通車に比べるとロールは大きいので、慣れないと恐怖感は感じます。
『車高の割にはキビキビとしたコーナリングが可能な車』といったところでしょうか。
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3.オート・ドアロック
『オート・ドアロック』に関しては緊急時の脱出ができなくなる可能性があるなど賛否両論あります。
でも水没したり、火災に巻き込まれるような事故に遭遇する確率よりも、スライドドアが開いて子供が転落する確率の方が断然高いはず。
実際にスライドドアが勝手に開いて子供が放り出されるという事故は結構な頻度で起きています。そういった事故を防ぐことができるのはお母さんにとって心強い機能。
ただしシフトをパーキングに入れないと自動開錠されないので、ちょっと止まった瞬間に人を急いで降ろすというシチュエーションではスイッチ操作にもたついて焦ることがあります。
尚、『オート・ドアロック』は設定でOFFにもできます。
4.ヒルスタートアシスト機能
坂道でアイドリングストップしている時に後続車がすぐ後ろにいると、ブレーキ解除時に後退してぶつかるのではないかと心配になります。
そんな場面で『ヒルスタートアシスト機能』が効いていると、余裕をもってブレーキペダル→アクセルペダルへ足の載せ替えが可能。
これにより焦ってアクセルを踏み込み急発進となることがなくなります。
まとめ
N-BOXは『HONDA SENSING』以外にもこれだけの安全支援システムが搭載されているので、本当に色んな場面で助けられることが多い車。
走りも乗り心地も良く、その上様々な運転支援までしてくれて至れり尽くせりの軽自動車。
軽自動車としては値段が高すぎると言われてるけど、乗れば乗るほどに価格以上によくできた車だと感じます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。