こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
新型N-BOXカスタムに自分でオーディオを取り付けようと思った時、最初の難関がインパネとオーディパネルをうまくはずすこと。
下手するとキズがはいったり、最悪の場合は装飾パネルを割ってしまうこともあるので慎重にやらなければいけません。
今回ぼくはカーナビを自分で交換する前の予行演習としてインパネとオーディパネルを取り外してみました。
キズを入れることなく取り外すことができたので、これからナビ交換や取り付けをしようと考えていらっしゃる方々の参考になればと思い作業手順を解説したいと思います。
N-BOXカスタムのインパネ&オーディパネルの外し方
1.用意するもの
①布テープ
エアコンユニットを外す時に必要です。
できるだけ強い物が良いですけど100均ショップの物でも大丈夫でした。
②ソケットレンチ(8mmと10mm)
カーナビを固定しているボルトが奥の方にあるので、できればソケットレンチとエクステンション・バーを用意。
③養生用テープかタオル
ナビを外すときにパネルにあたってキズが入らないよう養生用テープを貼るかタオルで保護しましょう。
プラスチック部分は金属が少しあたっただけでもキズが入ります。
④手袋
パネルの縁で手を切ることがあるので、要所要所で手袋をはめましょう。
僕は以前に指をザックリ切ったことがあります。
2.パネルを外す手順
作業を始める前に傷が入る可能性があるカーナビ周辺やシフトノブ周辺は必ず養生してください。
①シフトレバーを邪魔にならない位置に動かす
エンジンをかけずにシフトレバーを動かすにはスマートキーにはめこまれているキーを使います。
シフトパネルにある鍵穴にグッと差し込んでシフトレバーを一番下(S)まで持ってきます。
②エアコン操作ユニットを取り外す
普通に工具を使うとこの作業に一番手間がかかるので裏技を使います。
エアコン操作ユニットの下側の両端に布テープを2~4枚重ねで貼り付けます。
布テープが剥がれないように手で抑えながら、右側から手前に引っ張りだします。
右側が外れたら左側も同じ要領で外します。
エアコン操作ユニットの裏側の配線カプラーを外し、傷がはいらないようによけておきます。
スポンサーリンク
③カーナビとフードを取り外す
エアコンパネルを取り外した穴から中をのぞきこむと、ナビを固定しているナットが2つとボルトが2つ見えます。上のナットが10ミリで下のボルトが8ミリ。
ここはソケットレンチがないと取り外しは難しく、奥の方にあるのでエクステンション・バーも必要です。
取り付け金具ごと取り外し。
あとはオーディパネルの赤印の部分を両手で強めに手前に引っ張るとナビごと外れます。
下に突き出たボルトが化粧パネルなどにあたると傷が入るので、真っ先に布テープ等で覆いましょう!
ハザードスイッチのカプラーを外します。
ハザードスイッチのカプラーは非常に外れにくく、上側の真ん中をグッと押さえてから引っこ抜きます。
カーナビの一番大きなカプラーは①を矢印の方向に押下げながら②を引き上げるとテコの原理で簡単に外せるようになっています。あとの配線は適当にはずしてください。
ナビがはめ込んであるフードは+ネジで5カ所とめてあります。本当はここからは配線をはずしてから行う作業ですが、今回は練習ということで配線はつないだままやります。
フードは5本のネジを外してから上の両端をつまんで強めに手前に引っ張れば外れます。
配線をはずしてしまわなくても、このようにナビをダッシュボードの上に乗っければ後の作業はできます。
④助手席側の化粧パネルを取り外す
化粧パネルの右端の上下2カ所がクリップで留まっているので矢印部分をグッと押し込みながらパネルを手前に引っ張ってはずしておきます。
次に化粧パネルのこの部分に手をかけて思い切り手前に引っ張ればバキッと外れます。
ぼくはこれでツメが折れることなく外せましたが、ちょっと強引なやり方なのでやる時は自己責任でお願いします。
下の写真を見ていただければどこにツメがはまっているのか分かると思うので、車用の内張はがしツールで1つ1つ外す方が無難ではあります。
こんな感じでエアコン吹き出し口を露出させることができました。
エアコン吹き出し口に照明を付ける場合も、この状態なら簡単に作業できると思います。
まとめ
今まで乗ってきた車も自分でオーディオ交換などやってきましたが、エアコン操作パネルまで外さないといけないのはN-BOXが初めてです。
自分で作業するには少々面倒くさい作りになっています。
パネルにちょっとしたキズが入るのも怖いと思うなら自分ではやらない方がいいでしょう。
作業代で5,000円~10,000円くらいは取られるでしょうが、プロにまかせた方が安心です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。