こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
スマホ+スマホ用VRゴーグルでVRコンテンツを楽しむためにはある程度の性能を備えたスマホが必要。
そのためあなたがこれからスマホVRを試してみようと思っているなら、自分のスマホがVRに対応しているのか事前に知っておくことが肝心なのです。
VRに対応しているスマホの条件はザックリと以下の通りです。
「角速度センサー」とも呼ばれ、回転や向きの変化を検知するセンサーのこと。
では、具体的にどのくらいのスペックであればVR対応スマホと言えるのかお伝えしていきたいと思います。
その前に、今お持ちのスマホでVR動画を視聴することができるのか簡単に確認する方法を紹介します。
自分のスマホがVR対応か確認する方法


これで分かるのは、このスマホにはジャイロセンサー(ジャイロスコープ)が搭載されていて、ある程度のスペックを備えているということです。
ユーチューブのHD画質のVR動画を視聴する程度なら問題ないはずです。
ただし、4Kや8K画像など高画質のVR動画をスムーズに再生できるかどうかはアプリとの相性や通信速度、スマホ自体のスペックによるところが大きいのでやってみないとわかりません。


1万円くらいの格安スマホにはジャイロセンサー(ジャイロスコープ)が搭載されていないことが多いよ!
そんなスマホでも、初めから2画面になっているVR動画なら360°見渡すことはできないけど3D再生は可能です。ただし、残念ながらFANZAのVR動画は再生不可能。
VR対応スマホスペック
それでは、具体的にどのくらいのスペックであればVRに対応しているといえるのか説明します。
<iphoneの場合>
5s以降のモデルであればほぼ大丈夫。
<アンドロイド端末の場合>
・OS:AndroidOS4.4~6.0以上
・CPU:Snapdragon800 相当以上(1CPUあたり2GHz以上のクアッドコア)
・メモリ:2GB以上
これはFANZAのVR動画を楽しむための推奨環境で、この基準をクリアーしていればほとんどのVR動画をスムーズに再生できるでしょう。
(通信速度が遅い環境でストリーミング再生する場合はスムーズな再生は望めない。)
「1CPUあたり2GHz以上のクアッドコア」というのがCPUの性能を表す具体的な数値になります。
一番重要なのはCPUの動作速度であるクロック周波数「GHz」の数値で、基本的にはこの数値が大きいほど性能的に優れていると言えます。
普通のHD動画なら1.3GHzもあれば余裕ですが、4Kなどの高画質の動画をスムーズに再生するには最低でも2GHzはほしいところ。
また、最近のほとんどのスマホはクワッドコア以上で、更に性能の良いオクタコアCPUが主流になってきてます。
同じクロック周波数ならクアッドコアよりもオクタコアの方が高性能だと言えます。
ご自分のスマホのCPUがどの程度のスペックなのか分からない方はこちらで確認してみてください。
画面の大きさは5インチ以上のスマホを推奨。画面が小さいと端っこが切れて没入感が薄れます。
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VR未対応のスマホについて
僕は以前、格安スマホのACER Liquid Z350を使っていました。(3Dスコア:3000前後)
普段使いには何の不満もなく、軽いゲームならサクサク動きます。
性能は以下の通り。
CPU:MediaTek MT6735 プロセッサー クアッドコア 1.30 GHz
メモリ:2 GB
クワッドコア(4つ頭タイプ)だし、RAMも2ギガあるから大丈夫だろうと思いFANZAのお試し動画をみてみました。
専用のVRプレイヤーは普通にインストールできましたが、肝心なVR動画は読み込みすら出来ず。
そもそもジャイロセンサー(ジャイロスコープ)が付いていないので、例え動画を読み込めたとしてもVR動画としてまともに再生できるはずもありません。
CPUのスペックもFANZAの推奨環境を全く満たしていないので当然と言えば当然。

え~!じゃあボクのスマホではVR動画を観ることができないの?

いやいや、あきらめるのはまだ早い!
VR未対応のスマホしかなくてもVR動画を楽しむ方法はいくつかあるよ!
VR未対応のスマホしかない場合はどうする?
1.初めから視差あり左右2画面の状態でアップされている動画なら3Dで観ることができる
VR動画の立体感だけを楽しむだけなら充分ですが360°見渡すことはできません。
2.パソコンでダウンロードしてスマホのSDカードに保存して観る
この方法も360°には対応しないけど、正面固定で観ることができます。
詳しい方法はこちらで説明しています。

3.中古のVR対応スマホを買う
数年前の不人気機種なら結構スペックの高い中古スマホを数千円で買うことができます。中古で心配なのがバッテリーのヘタリですが、家でなら充電しながら使えるので大丈夫。
また、シムが無いスマホでもWi-Fi接続すればYouTubeもFANZAも視聴できます。
詳しくはこちらで説明しています。

4.格安スマホ本体のみを買う
最近の格安スマホは性能が良くなっていて、ほとんどの機種がVRに対応しています。
すでに格安シムを使っているなら、アマゾンなどでシムフリー端末を買えばいいだけ!
5.格安SIMとセットでVR対応機種を購入する
格安SIMは端末とセットで購入すれば月々の支払いも安くで済むのでおすすめ!
詳しくはこちらで紹介しています。
6.スマホが必要ないスタンドアローンヘッドセットを買う
「わざわざVRのためにスマホを買い替えるなんてばからしい!」という貴兄には、液晶が搭載されているVRゴーグルがおすすめ!今おすすめなのはこの機種!
性能、価格ともに今までで一番おすすめできるモデルです!
まとめ
VR動画再生に必要なスマホスペックについて説明しましたが、ここに書いていることが全てではありません。
数値的なスペックは満たしていても再生できないことがありますし、逆に数値的には満たしていないのに再生できることもあります。あくまでも参考値としてお考えください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。