こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
今使っているノートパソコンのストレージ容量は512GBしかなく、心もとなく感じてきたのでSSDを増設することにしました。
それでどんなSSDが搭載されているのか調べてみると仕様書には512GB NVMe SSDと書いてあるので調べてみました。
てっきりこういうSATAタイプの物だと思ってました。
ところがこんなにコンパクトなM.2というタイプのSSDが搭載されていることが分かりました。
同じM.2のSSDでも大きさが3種類あり、僕のPCに搭載されているのは22mm×800mmの2280というタイプ。
なおコネクト端子の形状もB KeyとM Key、B&M Keyの3種類があるので注意が必要。
いつの間にかSSDもコンパクト化&性能アップしており、ノートパソコンも薄くて軽くて高性能に進化してました。
そしてSSDを換装するか増設するか決めるためにパソコンの中を確認したところ、幸いにもM.2のSSDを2枚付けることができるようになっていたので増設することにしました。
さっそくAmazonにてWestern DigitalのSN570というSSDを購入!
ということで今回は内臓SSDの増設手順と性能について紹介したいと思います。
目次
ノートパソコンの内臓NVMe SSDを増設する手順
1.SSDを取り付ける手順
届いたNVMe SSDはこんなにコンパクトで軽く、SATA SSDよりも高性能だというから驚き!
取り付けは簡単で、端子をコネクターにグッと差し込んでネジを1本止めるだけ。
元々付いていたSSDはサムスン製で見た目の違いが気にはなるけど、見えない所なので良しとします。
M.2 SSDは高性能ゆえに発する熱も高温で別途に熱対策が必要な場合もありますが、今回は最初から付いているヒートシンクで様子見とします。
発熱が気になる人は以下のような別売りヒートシンクを付けてあげると安心です。
ノートPCのSSDにヒートシンクを取り付ける時は取り付け後の厚みを考慮しなくてはいけません。
これでSSDの取り付けは完了。
2.取り付けたSSDをストレージとして認識させる手順
SSDを物理的に取り付けただけではデータを保存できるストレージとして認識されません。
このPCの場合は新しいM.2 SSDを取り付けただけではご覧の通り、元から付いているSSDのCドライブとDドライブしか認識されていません。
ここに新たに取り付けたSSDをストレージとして認識させて表示させるために以下の作業が必要となります。
「Windows管理ツール」→「コンピューターの管理」
「記憶域」の中の「ディスクの管理」をクリックすると「ディスクを初期化する必要があります」と表示されるので、そのまま「OK」をクリックして初期化します。
初期化が終わるとストレージとして認識されます。
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次に右クリック→「新しいシンプルボリューム」を選択し、Windowsのデータ保存場所としてのボリュームを作成。
「次へ」をクリック。
SSDの容量を丸ごと1つのドライブとして使う場合はそのまま「次へ」をクリック。
2つ以上のドライブに分けて使う場合はここでボリュームサイズを調整しておくか、データを保存する前であれば後で分割することもできます。
元々のSSDにCとDのドライブがあるので、それ以外のドライブ文字を割り当てます。
これは後で変更できるので、適当に選んで「次へ」をクリック。
最後にデータを格納できるようにフォーマットが必要なので、そのまま「次へ」をクリック。
「完了」ボタンをクリックして終了。
データを保存できるストレージとして認識されました。
Eドライブとして認識されています。
その後、元から付いているSSD上にあったCドライブとDドライブを結合してCドライブとし、新たに取り付けたSSDのドライブ文字をEからDに変更しましたが、この作業は必須ではありません。
僕の場合はCドライブにはWindowsを含むプログラムファイルだけを残して、写真や音楽ファイルをDドライブに移して完了です。
こうしておくと万が一CドライブのWindowsプログラムに不具合が起きても、Dドライブ内の大切な写真や音楽ファイルには影響が出ないので安心。
元々のSSDと新しいSSDの性能を比較してみた
元々搭載されていたSSDはSAMSUNG MZVLQ512HBLU-00B00
・【読み取り】シーケンシャル最大 3,100MB/秒
・【書き込み】シーケンシャル最大 2,050MB/秒
新たに増設したSSDはWestern Digital SN570
・【読み取り】シーケンシャル最大 3,500MB/秒
・【書き込み】シーケンシャル最大 2,300MB/秒
ということで、カタログ数値上はWestern Digital SN570の方が性能的には上。
計測するとシッカリとカタログ数値以上の差が出ました。
最終的にWestern Digital SN570の方にWindowsを含むプログラムファイルを移行した結果、Windowsの動きが体感できるほどにスピードアップしました。
まとめ
Western Digital SN570は6,500円程度と安くはないけど、ストレージ容量の空きに余裕ができてWindowsの動きが爆速になったのでコスパ的には大満足!
SSD同士だとデータ移行にもあまり時間がかからないので、非常におすすめのカスタマイズだと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。