画像引用元:Oculus HP
こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
ハイエンドモデルのHMDとしては【HTC Vive】と並んで有名な【Oculus Rift】がいつの間にか販売終了となり、後継機として【Oculus Rift S】なるものが登場しました。
パソコン接続型というところは変わっていないけど、モデルチェンジでどこがどのように変わったのか? またどう進化したのか紹介したいと思います。
追記
2022年7月現在、【Oculus Rift S】は販売終了となっています。
目次
Oculus RiftからRift Sへの変更点
変更点その1:アウトサイドイン方式→インサイドアウト方式
Riftは専用の外部センサーを設置してモーショントラッキングを行うのに対し、Rift Sは内臓された5つのカメラでモーショントラッキングを行います。
外部センサーが不要となったことでパソコンとの接続コードが少なくなり、身体に絡みつく煩わしさが軽減されると共にセッティングを簡略化。
VRゲームを始めるまでの作業軽減とゲームへの没入感アップにつながる正常進化だと言えます。
変更点その2:ディスプレイの解像度アップ
Riftのディスプレイ解像度が片目あたり1,080×1,200pxだったのに対し、Rift Sでは1,280×1,440pxにグレードアップ。
また新型レンズ採用でディスプレイに網目模様が見えてしまう「スクリーンドア効果」を軽減。
変更点その3:スピーカーを内臓
Riftは外付けヘッドフォンが必要でしたが、Rift Sはヘッドセットに位置オーディオが組み込まれています。
わざわざヘッドフォンを装着しなくても立体的な音声を楽しむことができるように。
変更点その4:ヘッドバンドを改良
Rift SのヘッドバンドはPlayStation VRと同じようなダイヤルによる締め付けタイプに変更されているから装着感が改善され、激しく動いてもズレにくくなっています。
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駆動用のパソコンに求められるスペック
最小パソコンスペック | 推奨パソコンスペック | |||
---|---|---|---|---|
グラフィック カード | NVIDIA GTX 1050Ti | AMD Radeon RX 470以上 | NVIDIA GTX 1060 | AMD Radeon |
代替グラフィックカード | NVIDIA GTX 960 | AMD Radeon R9 290以上 | NVIDIA GTX 970 | AMD Radeon R9 290以上 |
CPU | Intel i3-6100 | AMD Ryzen 3 1200、FX4350 以上 | Intel i5-4590 | AMD Ryzen 5 1500X以上 |
メモリ | 8GB以上のRAM | 8GB以上のRAM | ||
ビデオ出力 | DisplayPortTM 1.2 / miniDisplayPort (アダプター同梱) | DisplayPortTM 1.2 / miniDisplayPort (アダプター同梱) | ||
USBポート | USB 3.0ポートx1 | USB 3.0ポートx1 | ||
OS | Windows10 | Windows10 |
パソコンに求められるスペックは基本的にRiftと同じですが、外部センサーが不要になったので必要なUSBポートの数が減っています。またOSはWindows10のみ対応となっています。
Oculus Rift Sはどこで買える?
Oculus Rift Sは公式HPやAmazonで購入することができます。
しばらくの間Amazonでの購入は難しいと思われるので公式HPで注文して気長に待ちましょう!
まとめ
同時に発売された【Oculus Quest】も【Oculus Rift S】も外部センサー方式ではなくインサイドアウト方式でのモーショントラッキング及びルームスケールトラッキングとなりました。
これからはより高性能なCPUを搭載し、ディスプレイ解像度とリフレッシュレートを改善してVR酔いしにくい高品質なVRを体験できるようになるでしょう。
そう考えると購入をためらってしまいますが、【Oculus Rift S】や【Oculus Quest】なら価格に見合った性能だと思うので、ここらで思い切って購入するのもあり。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。