こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
今回はN-BOXカスタムターボで初めて高速道路を夜間走行した時の感想をお伝えします。
当日は雨風が強くトールワゴンのN-BOXにはかなり厳しい状況でしたが、こういう状況だからこそ分かることもあるだろうと思い、気合を入れて出発!
結論から言えばN-BOXカスタムターボは高速道路でも思っていた以上に高いパフォーマンスを発揮してくれました。
あくまで『軽自動車として』ですが。
それでは、N-BOXカスタムターボで高速道路を走ったときの乗り心地や加速性能、静粛性などについて一般道走行時と比較しながらレビューをお伝えしたいと思います。
N-BOXカスタムターボ ~雨の高速道を走ってみて~
1.加速性能
まずは軽自動車が苦手とする本線への合流ですが、さすがにターボエンジンは力強く、ストレスのない加速で余裕で合流!
あっという間に時速80キロに到達するので、特に力む必要はありせんでした。
その後も色々な状態から加速を試してみましたが、どのような場面でも共通して言えるのがエンジン回転数を上げすぎるとダメだということ。
思い切り加速しようとパドルシフトでシフトダウンして4500rpmあたりまで回転数を上げてもあまり加速感は無く、強い加速力が得られるのは2500~4500rpmあたりまで。
ただ4500回転以上が回らないというわけではなく、ホンダのツインカムエンジンらしくよく回ってエンジン音もレーシーになりますが音の割に車速はジワジワとしか伸びません。
使っていくうちにもっとエンジンが回るようになるとは思いますが、そんなに大きく変わるものではないでしょう。
2000cc以上のターボ車なら120㎞からでも余裕で加速しますが、軽自動車は120㎞以上になるとあまり加速しないので期待を裏切られるかもしれません。
時速90キロでエンジン回転数は2500回転ほど。
ここから追い越し加速をしたい場合は下手にシフトダウンせず、普通にアクセルを踏み込んだ方がコンピューター制御によりスムーズな加速ができます。
(一応断っておきますが、この写真は後部座席の同乗者に撮ってもらったものです。)
今回感じたのは、N-BOXカスタムターボに付いているパドルシフトはシフトダウンして加速するための物ではなく、エンジンブレーキを上手に使いこなすための物と考えた方がシックリくるということ。
2.静粛性
静粛性に関しては一般道を走った時とくらべて大きく印象が変わることはありませんでした。
90~100㎞/hくらいで走行するのであればエンジン音がうるさく感じることは無く、ロードノイズや風切り音もほとんど気になりません。
同乗者と普通に会話できるし、音楽を楽しみながら快適なクルージングを楽しむことができます。
3.乗り心地
乗り心地についても静粛性と同様で一般道を走った時と印象が変わることはなく、道路の継ぎ目も突き上げ感なくコトコトと乗り超えていくのできわめて快適です。
当日は風が強かったので多少あおられることはありましたが、トールワゴンの割にあおられ方は小さく、横を大型トラックが追い越していく時もそれほど怖い思いをすることはありませんでした。
この、あおられ感の小ささは意外でした。
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4.燃費
燃費は一般道走行時で20km/リッターでしたが、高速走行では15km/リッターしかいきませんでした。
瞬間燃費計で確認すると速度100㎞/h以下で巡行すれば燃費は上がっていき、100㎞/hを超えると悪化していくようです。
今回は悪天候の中、波のあるアクセルワークで運転したのでしょうがない結果だと思います。燃費についてはまだまだ検証が足らないので追ってお伝えしていきます。
こちらの記事で納車から半年経った頃の燃費についてお伝えしています。
まとめ
キビキビとした走りと乗り心地の良さは一般道走行時と高速道路走行時で大きく変わることはありませんでした。
ただ軽自動車に共通して言えることだとは思いますが、高速域での加速感は期待はずれでした。
普通車のように「120㎞/hからでもグイグイ加速していく!」なんてことは絶対に期待してはいけません。
やはりN-BOXのターボはかっ飛ばすためのものではなく、低中速域で乗りやすくするために搭載されているということです。
そして今回改めて感じたのが、ホンダ・センシングが高速道路でも多いに貢献してくれるということ!
アダプティブクルーズコントロールやオート・ハイビームなどのアシスト機能を使えばドライバーの作業が減って疲れやストレスを軽減してくれます。
ホンダ・センシングは間違いなく画期的だと思います。
ホンダセンシングについて詳しくはこちらでお伝えしています。
N-BOXはワンランク上の乗り心地と加速、そしてアシスト機能により高速道路でも普通車とあまり変わらない感覚で運転できる車なんだということが分かりました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。