こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
「最近、パソコンの動作がなんとなくぎこちなくなった。」ということはありませんか?
パソコンの動作が不安定になる原因は様々あり、その対策も原因ごとに様々。
今回は、僕もやってしまったことがあるパソコン初心者にありがちなメンテナンス不足のひとつ、「CPU冷却ファンの目詰まり」についてお伝えしたいと思います。
CPU冷却ファンの目詰まりって?
僕がパソコン初心者のころ、初めて買ったノートパソコンを使いたおしていた時のことです。
なんとなくWindowsの動きがぎこちないな~と思っていたら、いきなり画面がブルースクリーンになってしまいキーボード操作など一切受け付けなくなってしまいました。
最初は「ウイルスにやられたか?」と思い、あせって電源ボタン長押しで強制終了。再起動したらまともに起動→しばらくたつとまたブルースクリーンのくり返し。
「これはウイルスじゃないっぽいな」と思いよくよくパソコンを見てみたところ、CPU冷却ファンの風の吹き出し口にホコリがわんさか!
「こ、これか~!」と思いさっそくお掃除!
冷却ファンを掃除し終わってパソコンを起動したら無事に復活し、Windowsの動くが悪くなることも無くなりました。
Windowsの不調→ブルースクリーンの原因はいわゆる「熱暴走」。CPU冷却ファンがほこりで目詰まりし、冷却効果が著しく低下したことでCPUが異常発熱して誤作動を起こしたのです。

「熱暴走」を起こした時はこの赤丸部分にホコリがビッシリでした。
見落としがちな場所だけど、いつの間にやらとんでもない量のホコリがたまっていることも…。
CPU冷却ファンのクリーンアップ方法
ノートパソコンのCPU冷却ファンを掃除する場合、できれば冷却ファンを露出させてシッカリと掃除することを推奨。ほとんどのノートパソコンはネジを2~4本外せば冷却ファンが丸見え状態にできるようになっています。
この状態にしてエアダスターなどでホコリを吹き飛ばすだけでも効果はあります。
徹底的にやるならファン自体を取り外し、ティッシュや綿棒を使ってこれぐらいキレイにしてあげましょう。
ヒートシンクの放熱板の目詰まりもきれいに!
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デスクトップPCの場合、自作PCなら簡単に掃除ができますが製品版の一体型デスクトップPCは分解してそうじするのは素人には難しいです。無難にエアダスターで外側からホコリを吹き飛ばしてあげるのがいいでしょう。
エアダスターはすぐに無くなるので3本組みがおすすめ!
絶対にやってはいけないのが、パソコン内部に息を吹きかけてホコリを吹き飛ばすこと!
ツバが飛んでパソコンが壊れます!!
これ、僕は1回やってしまいました。
ツバが1滴飛んだだけでショートしてしまい、電源も入らなくなってしまいました。くれぐれもホコリは「息」ではなく「エアダスター」で飛ばしましょう!!
まとめ
CPUはかなりの熱を持ちますので効率的に冷やしてあげることが大切! 特にノートパソコンは構造上あまり大きなファンを組み込むことができないからこまめなそうじが必須なんです。布団の上などでパソコンを使うことが多い方は特に気を付けるべき。
ホコリがたまっているのに気づかずにパソコンを使い続けると、パソコンの命とも言えるCPUが過剰な熱により壊れてしまうことも!! そうなると普通はパソコンの買い替えになります。
エアダスターを使う方法、分解して掃除する方法のどちらでも構わないので定期的なメンテナンスを心がけましょう!
パソコンまわりのお掃除についてはこちらの記事に色々と紹介されていますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

CPUの冷却効果が増すCPUグリスの塗り替えについてはこちら。

最近CPUファンの音がうるさくなったと感じる方はこちらを参考に部品交換をしてみては?

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。