こんにちは!器械いじりや最新テクノロジーが大好きなkensirouです。
スマホとスマホ用VRゴーグルがあればVR動画を視聴する程度はできるけど、本格的なVRゲームを遊ぶことができないのが残念なところ。
逆に【HTC Vive】や【Oculus Rift】のような本格的HMD(ヘッドマウントディスプレイ)は本格的なVRゲームも楽しむことができ没入間も非常に高いけど、配線がからみついて動き回りにくかったり高価な機材をそろえる必要があるのがネック。
どちらにも一長一短あるので、自分のスタイルに合わせて選ぶことになります。
そこで最近HMD市場において人気が出てきているのが両方の良い所取りで価格の手ごろなスタンドアロン型のVRゴーグル!
スタンドアロン型VRゴーグルはパソコン等の外部器械は必要ないのに、VR動画の視聴はもとより、かなり本格的なVRゲームを楽しむことができるのが特徴。
もうすでに数モデルが発売されているので、主だったところを紹介したいと思います。
おそらくこれからのVRゴーグルの主流になると思われるので要チェック!!
【Oculus Go】
Oculus Goの公式HPでの販売は終了しており、現在は中古品しか入手できません。もっと高性能で、より本格的なVRゲームを遊ぶことができるMeta Questが登場しています。
・ディスプレイは解像度2560 x 1440の高速書き換え液晶
【Oculus Go】はディスプレイもCPUもバッテリーも本体に内蔵されているので、パソコンもスマホも不要で完全に単体で楽しむことができます。
また空間音響スピーカーが組み込まれている上にヘッドフォンジャックも搭載。
ただし、ポジショントラッキング機能はついてないのでOculus Riftのように本格的なVRゲームはできず、スマホ+VRゴーグルのスマホ不要バージョンのような機種となります。
Gear VRのコンテンツがそのまま対応しているので、購入してすぐに楽しむことができます。
没入感という点ではスマホ&VRゴーグルと大差ないことになりますが、単体でVR動画やVRゲームを楽しむことができるのに23,800円という低価格に抑えている点は非常に評価できます。
「VR体験したいけど、わざわざスマホを買い替えるのはちょっと。」という方々におすすめのモデル。
スマホをVRゴーグルにセットする手間を省きつつ高品質なVR動画を手軽に楽しむという点でおすすめできるHMDです。
スポンサーリンク
【Lenovo Mirage Solo】
【Lenovo Mirage Solo】は【Oculus Go】より高性能なプロセッサを搭載していて、VRコンテンツをより快適に楽しむことができる仕様となっています。
価格は【Oculus Go】の倍ほどしますが、モーショントラッキング搭載により頭の動きだけでなく体の動き(前後、横、上下移動)をアプリに反映させることが可能。
つまり、Oculus Goよりも本格的なVRゲームに対応していて、よりVRの世界に没入できるということですね。
【HTC LINK】
LINK 製品スペック | ||
---|---|---|
ヘッドマウンドディスプレイサイズ | 約197.69mm(幅) x 116.61mm(高さ) x 167.33 mm(奥行) | |
ヘッドマウントディスプレイ重量 | 560g *USB(Type-C)Yケーブル含む | |
視野角 | 約110度 | |
ヘッドマウントディスプレイ搭載バッテリー | 約2,800mAh | |
ディスプレイ | 約3.6インチ アモレッド X 2 | |
(各1080 x 1200 ピクセル、 90Hz リフレッシュレート) | ||
外部接続 | USB(Type-C) Yケーブル、3.5mm オーディオジャック | |
同梱品 | ステレオカメラ | 1台 |
6DoFコントローラ | 2台 | |
HMD用LEDマーカー | 1台 | |
コントローラ用ストラップ | 2本 | |
アルカリ単4電池 | 4本 | |
イヤホン | 1台 | |
対応機種 | HTC U11 |
【HTC LINK】はHTCのフラッグシップスマートフォンHTC U11を接続して使うタイプのVRデバイス。
スマホVRと違って、スマホをはめ込んで使うわけではありません。
接続したスマホはポケットにでも入れて、U11自体に組み込まれているディスプレイでVR体験が可能。
コードが邪魔になることなく3m×2.5mの空間の中を動きまわれる仕様で、没入感はスマホ+VRゴーグルよりは高いものとなります。
コンテンツはHTCのVRコンテンツ配信プラットフォーム「Viveport M」からダウンロード可能。
【Oculus Santa Cruz】
【Oculus Santa Cruz】についてはまだ開発中であり、発売予定は2019年春頃とされています。
【Oculus Go】や【Lenovo Mirage Solo】と同じくバッテリーやプロセッサーはゴーグルに内蔵されていて、完全に単体での使用が可能。
また、コントローラーから発せられる赤外線とゴーグルに組み込まれた数個のカメラにより位置を推定するインサイド・アウトトラッキングとなっているところは【Lenovo Mirage Solo】と同じです。
価格などの詳細はいっさい発表されていないのですが、【Lenovo Mirage Solo】が48,660円なので39,800円くらいで発売されれば大ヒットするでしょうね。
詳細が分かり次第記事を追加していきたいと思います。
<追記>
Oculus Santa CruzはOculus Questとして2019年に発売が開始されました。
詳しくは「パソコン無しで本格VRゲーム!Oculus Questが遂に発売!」でお伝えしています。
まとめ
僕はゲームはほとんどしないので、今のところスマホ用VRゴーグルしか持っていません。
だからVR動画を視聴する時はゴーグルにスマホをセットしたり、動画を検索するのが面倒です。
もう少しスタンドアローンヘッドセットが値下がりしたら購入を考える予定です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。